次のレビューは翔んで埼玉

先日やっと「翔んで埼玉」を観てきた。正直、内輪ネタのような寒い系の映画なのかと思っていたのだけど、ところどころ笑えたし、良く創作されているなぁと感動すら覚えた。金曜のレイトショーでお酒も飲んでたけど、23:45まで寝ずに楽しめた。

関東圏に巣食う東京、神奈川、埼玉、千葉、さらに、群馬や茨城(栃木は出てきたっけ?)に対する私達の固定観念や、優越感、自虐精神といったものが、虚構にうまく落とし込まれていて、こういう世界観を作り込める武内英樹監督はじめ、原作者の魔夜峰央氏(パタリロ!の作者ということを初めて知った)たちはすごい才能だなぁと思う。

 

英語のタイトル、Fly me to the Saitamaは違和感を覚えた。Fly me to the moonをもじっているのかも。Fly, Saitamaくらいなふわっとしたタイトルでは英語圏の人に通じないのかしらん?個人的には後者の方が好き。

次の英語レビューは、この翔んで埼玉を題材に、映画のパロディ的要素(川中島の合戦みたいなシーンや学生運動の機動隊と学生の闘争やら、宝塚っぽい要素やら)も含めて盛りだくさんで書いてみたいけど、1ヶ月でどこまでできるだろう。