2019-01-01から1年間の記事一覧

歓喜の演Vol.18

21世紀ADACHI芸術文化共同制作プロジェクトとして行われているクラシックコンサートに行ってきた。今回、プロの声楽家と管弦楽団とともに、能動的に音楽に関わっている合唱団(区民公募)の方々を見て、私はとても刺激をもらったように思う。プロの演奏を聴…

セイジ・オザワ 松本フェスティバル2019

セイジ・オザワ 松本フェスティバル2019に行ってきた。 サイトウ・キネン・オーケストラの存在を知ったのは、村上春樹の(おそらく何か音楽関係の)エッセイだったと思う。読後、しばらくその存在を忘れてしまっていたが、数年前の冬、松本への旅をきっかけ…

2次元でも人と人は。

7月に、映画のレビューを英語で書くようおすすめしてくれた講師が突然何の一言もなくいなくなってしまい、8月は母なし子の心境になっていた。なんでそう思うかと言うと、2年近く週1ペースで授業を受けていたから。 彼がなぜ無言で去ってしまったのか知る由…

A Good Year

プロヴァンスの贈り物(原題: A Good Year)をみた。原題は、ワイン作りでの「当たり年」の意味であるらしい。ラブストーリーだけど、女性向けのラブコメではなく、男性も楽しめる内容なのではないかと思った。ラッセル・クロウ扮する主人公の男が、都会での…

Whiplashの感想への批判コメント

Whiplashの感想に対して、批判のコメントがきている。青少年虐待の映画であることを認めろと言ってきているようなのだが、英語だからニュアンスがよくわからない。言葉の使い方からして、怒っているっぽい。You NEED to acknowlegde...とか、大文字使いなの…

次のレビューは翔んで埼玉

先日やっと「翔んで埼玉」を観てきた。正直、内輪ネタのような寒い系の映画なのかと思っていたのだけど、ところどころ笑えたし、良く創作されているなぁと感動すら覚えた。金曜のレイトショーでお酒も飲んでたけど、23:45まで寝ずに楽しめた。 関東圏に巣食…

スタイルを真似る

英語で文章を書く時、自分の中に定着した語彙を中心として、そこに見たことがあるだけの馴染みのない表現も取り込んでいく。映画をベースとしたエッセイを書いているので、情報源としては、 映画自体の台詞 Rotten tomatoesやIMDbの他人の文章 Bizmates Disc…

「ファースト・マン」の劇場公開に合わせて

デイミアン・チャゼルの最新作「ファースト・マン」の劇場公開を待つ間、過去の作品を見ていた。La La Landは既に見ていたので、Whiplash(邦題:セッション)を。 暴力的な教師と才能溢れる若きジャズ・ドラマーのぶつかり合いを描いた本作。極限まで生徒を…

映画批評のblogを始める

英語で映画批評のblogを初めて早4ヶ月。2019年は月1本書くことを目標にしている。来月は資格試験の勉強もあるからちょっと滞るかもしれない。でも、基本的には例外を作らないよう継続するつもり。 書き始めて、これまでオンライン英会話で喋りっぱなし、聞き…