マリリン・モンローに魅せられる

マリリン・モンローが出ている古い映画「紳士は金髪がお好き」を見た。これすごく好き。モンローがとっても素敵だった。映画を見るまで、彼女のことは、女としての魅力を最大限に利用して、あっけからんと生きた人だと勝手に思っていた。今は思うのは、女としての魅力を武器にしつつも、それを磨く努力を怠らなかった人だったんじゃないか、ということ。なぜって、驚くほど、ダンスも歌もうまい。ジェーン・ラッセルとマリリン・モンロー扮するショーガールが踊る冒頭のシーンから、もうモンローから目が離せなくなってしまった。二人ともセクシーで綺麗なのに、圧倒的にモンローに魅了されてしまうのはなぜなのだろう。単に自然体でセクシーだからというよりは、どういう風に動けばセクシーで美しく見えるのか、そして人を魅了できるのか、歩き方や手の角度、表情や仕草を細部まで研究し、完璧に実践していたのではないだろうか。

映画に出てきた表現で面白かったのが、「貧しい家で育った」は、”we lived on the wrong side of the tracks” と言うこと。一方で、「裕福な家庭に生まれた」は、”He was born with a silver spoon in his mouth”と言う。こちらはBizmatesで知った。”rich”と”poor”さえ知っていれば十分なのかもしれない。けれど、色々な表現を知知るほど、語学って終わりがなくて楽しいな、と思ってしまう。