夜がどれほど暗くても

中山七里原作のドラマ「夜がどれほど暗くても」をNetflixで一気見した。原作は読んでいないが、主演の上川隆也が、殺人の容疑がかかっている息子の父親を熱演していて、演技もストーリー展開もよくて、見応えがあるドラマだった。4話完結のコンパクトさもよかったと思う。年のせいか、最近10話とかあると長く感じてしまうので・・・。

 

ドラマを見ていて、ここ10年ほどで、コンビニや居酒屋の働き手は、日本人から外国人留学生にほぼ入れ替わりつつある、という事実を改めて思った。彼らのことを、外国人だからという理由で、どこか同じ人間である、という感情が薄れ、不当に扱ったり、見下したりしていないだろうか?「ない」と思いたいが、では、普段利用するコンビニで働く彼らの気持ちを想像したことがあるか?と問われれば、一度もなかったかもしれない。その事実が胸をえぐるドラマだった。

 

テーマはシリアスだけど、ドラマとして見ていて楽しいので、Netflixに入ってる周りの人にはおすすめしたい。今日みたいなクリスマスイブ向きではないけれど・・・わたしは見てたけれど・・・。