A to Zシリーズの3冊目。AやBより難しく感じたのは気のせいだろうか?まずタイトルの"Caper"から分からなかったが、「違法行為」という意味らしい。銀行強盗なんかが出てくる犯罪映画のジャンルを”Caper Film"と呼ぶらしく、ウィキペディアを見ていたら渡辺謙が出ている"Inception"もケイパー映画の例として上がっていた。あの映画は、人の記憶の中に侵入して記憶を書き換えたりする犯罪集団が出てくるものだったけど、なるほどねぇ。
本の中の表現は、今回も勉強になった。
電話を借りてもいいですか?と聞かれたら、どうぞ”Help yourself."
座りなさい。聞かせてくれ。"Have a seat. I'm all ears."
そうみたいですね。"It seems that way."
などなど、単語は簡単なのに、しゃべれない、使ったことがない表現が満載。読んだそばから忘れていってしまうので、たくさん読む、聴く、などして出会う回数を増やしていくしかなさそう。Zまで先は長いけど、ストーリーや単語は単純なので、難解で読めなくなって挫折する、ということはなさそう。途中で話に飽きて読まなくなる、というのはあるかもしれないが・・・。